初診時の治療費やかかる時間について
歯医者さんに初めてかかった場合の「初回の治療費」についてご案内します。
似た言葉に「初診料」というものがあるのですが、これは保険制度の言葉で、「初回の治療費」とは少し違った意味になっています。
そのあたりも含め、このページでは、
- 初診料や再診料について
- 初回の治療費について
- 初診時のお支払いの注意点
- 初診時の予約について
- 初診時の治療にかかる時間
などをご案内したいと思います。
初診料と再診料について
初診料、再診料ともに、保険制度上の言葉で、「初診の際にかかる治療費」「再診の際にかかる治療費」という意味ではありません。
「初診料」というのは、保険制度で定められた歯科医院に初めて受診する際に最低限かかる費用のことで、3割負担分で850円くらいになります。 「~くらい」といっているのは、保険治療の料金は国によってきめられており、2年ごとに更新されているためです。
少し分かりにくいと思うので、詳しくは次の段落でお話しします。
同じく2回目からは「再診料」、約180円(3割負担分)に変更されます。
ただし、この「初診」「再診」というのは言葉から受けるイメージとは少し違い、同じ治療を続けていても受診する間隔が3ヶ月あくと、保険制度上は初診とみなされるため、再度「初診料」になります。
初診時にかかる治療費はいくらですか?
こちらは先ほどの「初診料」とは異なり、実際に歯科医院に受診して初回にかかる費用です。
初診時にかかる治療費は先ほどの「初診料」に加えて、「検査や処置の代金」が加算されます。
検査や処置は患者さんがどのようなことでお困りかによって内容が変わってくるので、患者さんによってよって金額は変わります。 よくあるケースですと、平均で1,000円~4,000円の間(3割負担の方)と考えてください。
初診時のお支払いに関する注意点
初診料の相場
保険治療の初診料に関しては、国が決めているので一律同じで約850円(3割)です。
しかし、初回の治療にかかる金額に関しては、医院によって様々です。
というのは、
「初回から最終的な処置にするか応急処置にするか」
「薬の処方は医院でするか薬局でするか」
など、検査や処置をどのように行っていくかは医院によって違うためです。
当院の場合は上でご案内したように、平均で1,000円~4,000円の間(3割負担の方)と考えてください。
自費診療の場合の初診料
自費診療の治療をご希望の場合は10割負担となります。
保険証がない場合はどうなりますか?
保険証がない場合でも、通常通り診療は受けていただくことができます。
しかし保険証が手元にない場合(保険証を持ってくるのを忘れてしまった場合も含めて)、当日は基本的に10割負担分を払っていただくことになります。
もちろん、その日でも後日でも保険証を持ってきていただければ、払うはずだった金額との差額分をその場ですぐにお返しいたします。
初診時に予約は必要ですか?
当院では、予約無しでも診察を受けることはできます。
しかし、予約されている方が優先にはなるため、待ち時間が長くなったり、処置が応急処置のみになる場合があります。 予約の方法は、電話でもお受けいたしますし、ネット予約も整備する予定です。
初診時の治療にかかる時間について
当院では、初診でも再診でも、診察時間は基本的に1時間を目安としています。
予約がないため待ち時間がかかる場合や、時間がかかる処置の場合には、1時間を超えることもあります。 時間があまりない場合や、どれくらいの時間がかかるか知りたい場合には、来院された際に受付にお声掛けください。
初診時は何分前に行けばいいか
初診時には、診察が始まる前に問診表を書いていただいてカルテを作る作業が必要になりますので、ご予約の10分前くらいに来院していただくと、スムーズに診察を受けていただくことが可能になります。
初診時に持っていくものはありますか?
- 保険証や医療証、障害者手帳、母子手帳、など病院の診察に必要な証明書
- お薬手帳(無ければ、飲んでいる薬を持ってきてください)
- 持病がある方は、今の身体の状態が分かる資料(糖尿病手帳、血液検査データなど)
最後に
なるべく分かりやすくご説明したつもりですが、もし分からないところがあればお気軽にご相談ください。
ご相談・ご予約は次のリンクからお願いします。
今後とももんのうち歯科クリニックをよろしくお願いいたします。